完全にコロナにかかったと思った日～後篇。

2日目前半

全然眠れなかったのに
朝6：30から元気100％の甥っ子のお相手。

でも私にはまだ起き上がる気力がない。

だから朝からずっと
ティティポという電車アニメを延々視聴。

甥っ子はとにかく電車が大好きです。

7月から言葉がだいぶ出てくるようになり
本を読んで電車の名前を叫ぶ
が大流行りです。

はゃぶさ！！

こまちぃ！！

かんかん！！（踏切の意）

かわいいったらありゃしません。

でも眠気には勝てないので
まずはアニメで時間を稼ぎました。

そうこうしていたら姪っ子も目が覚めて
ゴロゴロし始めた。

でもまだ熱はある。

2階で寝ることをお勧めするも
断固拒否。

朝イチ小児科に電話して検査予約できたのが11：40。

それまでが長かった。

前日私が買ってきたキッズゼリーも飲み干した。

ただ、昨日は泣き叫ぶ以外の会話は全くできなかった姪っ子が
少し会話ができるようになっていて一安心。

病院までの間に
一度だいぶ汗をかいて深く寝てくれたのも一安心。

昨日までは熱が出ても
汗を一切かいていなかったのが心配だったのです。

このころ二回で寝ていた妹に届いた検査結果は
まさかの陰性。
ほんまか～！？

2日目中盤

甥っ子を弟一家に預けてお昼前に病院へ。

普段から混んでいるその病院ですが
この日は駐車場に入るのにも列ができていました。

そして観察していると
看護師さんたちが入れ替わり立ち替わり
検査キットを持って
駐車場に出入りされています。

みんな発熱してコロナ疑いなんだな・・・。
病院の皆さん、本当に大変だ・・・。

うちは診察自体は妹が先生と電話でしゃべっての診察で

病院に行ったのは
検査を受けることと
薬をもらうことが目的でした。

こどものPCR検査は
太めの綿棒を1分加えて唾液を採取するというもの。

ところが姪っ子は前々からえづく癖がありまして
（ウンチとか見るのも嫌）

何の味もしない綿棒を口に入れるだけで
えづく始末。

ついイラっとしてしまった私は

『なんも味せえへんやろ？！お口に入れとくだけでいいねん！！できなかったらみんな死んじゃうねん！！』

と口走る。

すると姪っ子再び口にいれてくれた。

それで頑張ってくれるかな、と思って
看護師さんが時間を測りだしたら。。。

10秒後

おえーーーー

嘔吐です。
ずっとゼリーしか口にしていなかったので
透明な嘔吐でした。

『もぉぉ！！なんで！！？？（嘔吐なんて私にうつる可能性さらにUPやん！！）』

とさらにイラついてしまいましたｰｰ;)
ごめんよ姪っ子。

次は頑張る、

というのでその旨を看護師さんに伝えたら

『無理なんです。嘔吐したら次は鼻です。』

は、はな～！！？？
私もやったあの痛い鼻～！！？？
絶対無理やん～！！

と目の前が真っ暗になりましたが
説明を聞くと
鼻の奥の粘膜を取る必要はなく

綿棒を2㎝程入れて
くるくる回して鼻水をとるという検査でした。

もちろんそれでも姪っ子は嫌がったし
鼻水が取れているのかもよくわからなかったけど

大汗かきながらなんとか採取終了。

薬は薬局の人が車に持ってきてくれて
全部終了。

つかれた～～！！！

でも、炎天下の中
駐車場で多くの対応をしている
病院・薬局の方はもっと大変。
ほんと感謝しかありません。

検査結果は翌日曜日、電話で伝えてもらいます。
ってことは日曜日も勤務ってことで・・・。

病院で働く人は
夏休みもないんじゃないだろうか。

やっぱり私もまだまだ警戒を解いてはいけない。
（この時すでに旅行に行った後だけど）

元々

マスク・消毒・無言食事・ディスタンス

はキープし続けている私ですが

この日の皆さんの姿を見て改めて思いました。

そして会社の中で

『コロナなんて風邪と一緒やから』

と言って

マスクを外して会話する
男性社員2名を思い出し
頭の中で消しました。

そんなやつは
一人でコロナになって
一人で苦しめばいい。

2日目後半

病院から帰って
検査で吐いた話を妹にしていると

泣き出した姪っ子。

あぁごめん。
またキツく言ってしまったよ。

そしてそのせいかやっとそこで

『お母さんと寝る』宣言。

寂しさ　0.5
やったー！　9.5

そんな私の感情でした。

でもそこから急に姪っ子の顔が白くなって
目も焦点が合わなくなって。

急いで薬を飲ませようかと思ったけど
汚れたパジャマを着替えさせるので精一杯。
心配だけどきっと眠っていい方向に行くはず。

ここで私もやっとお役御免。

昨日の化粧も落としていない状態から
やっと家に帰ってお風呂に入り
ソファで3時間眠ることができました。

そして夕方妹からの電話。

元気100％の甥っ子にご飯を食べさせてほしい。

ということで休憩したのもつかの間、
最後の一仕事に再び妹の家に行ってみた。

しかしリビングの扉を開けてみたら
妹旦那が我慢の限界が来た甥っ子にご飯を食べさせている。
なんなら姪っ子も元気そうにうどんを食べている。

なんだこの一気に元気具合は。

妹→ご飯を作って風呂に入れるくらいの動きはできる
妹旦那→起き上がり動く気力はある。でも顔中痛くて物が食べられない。（耳から血が出たのは耳の奥の骨が折れているのではないかという医者の見立て）

姪っ子→いつものおしゃべり娘になって、弟にちょっかいをかけながらうどんを完食。
甥っ子→ただただ元気。

解熱剤が効いているせいなのか？
それにしても効き過ぎじゃない？！

と思いながら妹旦那には退出していただき
甥っ子に残りのご飯を食べさせて
近所を散歩して体力を使わせて
今度こそお役御免。

私は家に帰ってカップラーメンを食べました。

そして夜、義弟からのメール。

『僕も陰性』

ほんまに～！？！？

3日目

未だに妹夫婦の陰性報告が信じられない私は
家でじっと過ごしていました。

すると妹からのメールが。

昨日はありがとう。
娘も陰性でした。
病院の先生によると夏風邪でしょうやって。

なつかぜ～？！！

夏風邪で全員38℃以上熱が出て
おまけに気を失って耳の骨折る～？！！？

ほんと信じられませんでした。

しかし、耳の診察のために翌日病院を訪れた夫婦は
そこでのPCR検査でも陰性。
その時点で熱も完全に下がっていて
耳以外には異常なし。

一体あの騒動は何だったんだ・・・。

ほんとバッタバタの2日間でした。

義弟はいまだに物をまともに噛めないので
夏風邪の後遺症はなかなかです。

でも、みんなコロナじゃなくてよかったね。

と思っていたけど・・・

来週から妹が本業に復帰するというタイミングで
甥っ子RSウイルスに感染で今日から入院。

私の来週はどうなるのだ。。。